第6回 <FHlosTon Paradise 製作記>

Fhloston Paradiseとは

ブルース・ウィリス、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演による1997年公開のフランスSF映画「Le Cinquième élément(The Fifth Element)」において映画後半の舞台となる大型スペースシップ。会員制リゾートプラネットであるフロストンパラダイスをクルーズするこの大型リゾートスペースシップの名前でもありました。

映画公開当時の公式ポスターが映画グッズコーナーに展示中です。

キットもギャラリー6号館SF映画の登場メカ展示コーナーに展示中のもので、やっと制作に着手する時間ができました。

 

キットについて

製造元は不明ながらもオリジナルと思われる物は映画のプロップ物を専門に扱っている米国のショップで見られます。

現在Monster in motionsでも取り扱っているようです(199US$)ので入手も可能でしょう。

このキットは箱無しで100US$でした。

白いキャストレジン製のガレージキットですがデカールも添付されています。

表面モールドは細かく、パーツ分割も造りやすいのですが一部の大きな船体パーツのキャスト上側がこんもり盛り上がって抜かれているので相当の平滑研磨作業を覚悟する必要があります。

大きさはiPadと比較してください。

 

 

 

 


第一回 船体の摺り合わせ作業

まずは研磨、研磨、研磨~

左右分割の船体本体は接着面等が綺麗に研磨されているんですが.......

この船体上部甲板は研磨処理忘れ?

ここが先ず一番の難関でしょう。

また細かいパーツのキャスト湯口も処理が必要ですからパーツの研磨と仮組を繰り返し、このパーツ前処理後に離型剤の洗浄除去処理をした方がよさそうです。

 

 

 

研磨、研磨、研磨~ Part2

左右分割の船体のパーツも研磨はされているのですが金尺と細マジックで罫書きしてみると中心部が盛り上がっており、このままでは左右の貼り合わせは不可能です。

ここも罫書き外側部分を丁寧に削り落とします。

 

研磨はこのハンディーヤスリで。

両端クリップで指定幅の紙やすり(A4板紙やすり横向きで4枚程取れる)を簡単に固定交換出来るタイプです。

ある程度の広さの面出しをしたい時には打って付けです。

今回世界堂で購入した一枚65円のP100番(FUJI-TOMBO製)を使用しました。

 

 

 

船体の研磨がほぼ完了。

上部甲板裏も平滑面は出て、凹部のバリも透けてきました。あと1mmほど削り取れば完了です。

 

 

 

 

 

 

 

 

やっと研磨終わったぜよ。

いやいやもう研磨は勘弁...........



第2回 船体内部の加工作業

削れ、削れ Part3

電飾を仕込もうと思い立ち船体前部両舷の大型窓部裏部分を電動ルーターで極力薄くしています。

電動ルーターのダイアモンドサンディングツールで大まかに表面を切削していき跡はサンディングペーパーで慎重に。

何時になったら終わるんだろうか?

 

 

 

 

ごめんなさい!

ちょっと作業に煮詰まってます..............