「AIBOの耳」リペアプログラム

2015年に掲載したこの修復作業の記録。当時は結構お問い合わせをいただきましたが約十年の月日が流れ、この公開コンテンツもお役御免ということに。

皆さん閲覧、お問い合わせありがとうございました。

記録の末尾記事のみ以下に残しておきました。


まずは何とか昔の形に似せられたと思いますが.......どうでしょうか?

これで何年もつか判りませんが今回はまた修復が必要になった場合を考え、なるべく簡単に再度修復できる方法:瞬間接着剤やエポキシ系接着剤等によるパーツの永久固着方式は採用していません。そのときもっと強力な固定方法を採用するか考えましょう(今回ピン先部に少量の瞬間接着剤を付けておくことも考えましたが)

数日でパーツ取れたりして....無責任な.....。

 

追伸

10年たった2024年現在でも問題なくついてます。

 

 

AIBO全快リポート

何とか計画通りに修繕なった当館のAIBO。

実際の動作で不具合がないか確認してみました。

耳パーツ間のゆとりを若干大きく取り過ぎたのか耳の全長が数ミリ長いようでボディーと微かに干渉するときがある様です。

まあ耳先端が滑って戻ってくれますが、数秒の引っ掛かりによる曲げ応力が根元の上部耳パーツ端に集中する様に見えます。

今後経時でこの箇所がゴムベースからわずかに浮くかもしれません。

ここは思い切って瞬間接着剤等でゴム/シートの間の固定力を補強しておくと良いかもしれません。耳の揺れ戻りは快調でした。