4号館B:ガラス器・陶磁器の世界


ベル型切子フード

透明クリスタルガラスに銅の赤ガラスを被せて持ち手部分は切子されたベル型のフードです。

菓子類の乾燥を防いだり、虫除け用に被せておくフードと思いますが少しばかり小さいような気もします。

1910年代のフランス。現地で直接買い付けたガラス店の商品記録にあるとのことでした。

 

 直径 105mm

 高さ 147mm

 

フード上から

 

 



清水焼 鉄砂釉耳付花瓶 長谷川重一作

赤い鉄砂釉で覆われた耳付花瓶です。

一見鋳物製に見えますが清水焼です。

清水六兵衛氏を師とする長谷川重一さんの作で栞に作家履歴とともに師清水六兵衛氏昭和38年付け推薦文に加えて裏に昭和39年の椿本チェーン(株)社長による作者紹介文が記載されていますので当時何らかの記念品だったのかもしれないと骨董屋さんに聞かされました。

 

 直径:103㎜

 高さ:233㎜

 

 

共箱

共布袋と栞

作者陶歴

 

鉄砂釉肌

高台裏の陶印

 



朝鮮唐津花入れ 池順鐸作

朝鮮唐津斑文様が流れながら渦を巻くように表れている小さな一輪挿しの花入れです。

形はすこし扁平造りですがずっしりとしたもの。

関西の骨董屋さんから購入したものですがまだ池さんが人間国宝になる前の作品ではないかとのこと。

高台横に池のサインが彫られています。

 

 幅:108㎜

 奥行:97㎜

 高さ:121㎜

 

 

 

共箱

 

箱の署名

 花器の姿2

高台裏

 高台横のサイン



切子リキュールグラス

赤と緑の被せ色ガラスの切子リキュールグラス一対です。

実際はそれぞれ何客かの揃いグラスだったのでしょう。

半端ものということで古いカットグラス類を購入してきた関西の骨董屋さんがおまけにプレゼントしてくれたものです。

寸法、切子柄も全く同じようです。

 

 

グラス口径:

   高さ:

 

グラスの姿

カット図柄

 

 

俯瞰



リキュールグラス 

形・カットが同じで寸法が異なる小さなグラスです。リキュールグラスでしょうか?

デザイン的にはバカラのものだと思うのですが...........

 

直径 105mm

高さ 147mm